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「アメリカに留学したいけれど、学費が…生活費が…」。そんな方は奨学金にぜひチャレンジ!アメリカの奨学金と日本の奨学金のうち、返済不要の給付型のものをご紹介します。
留学生が利用できる援助金
上記のとおり、アメリカで留学生が利用できる援助金は基本的に「スカラーシップ(奨学金)」のみとなります。大学生の場合は、大学側が留学する生徒への支援を行っている場合もあるため、自分が通っている大学の支援制度をしっかりと確認しておきましょう。
ちなみに、アメリカのみならず名門大学として世界的に有名なハーバード大学の場合は、家庭の経済力で合否判定を行うのではなく、合格後に家庭の収入額などにより奨学金の額が算出されるニード型と呼ばれるスカラーシップ(奨学金)となります。
ハーバード大学では、留学生も含めた学生の5割が何かしらの奨学金をもらっていると言われ、奨学金を受けることはごく当たり前。たとえば、年間の授業料と滞在費は約US$70,000(1US$=110円の場合770万円)ですが、卒業生や富裕層から長年にわたり多額の寄付が集まり奨学金の資金が潤沢にあるといった背景にも支えられているハーバード大学は、年収がUS$65,000以下の場合は、この授業料と滞在費は免除され、返済の必要もありません。
奨学金の詳細と受給方法
アメリカの奨学金や日本の奨学金を狙いたい方は、まずは以下の基礎的なポイントを知っておきましょう。
申請時期
アメリカの場合は大学・大学院への願書の提出と同時に行います。結果は入学許可と共に知らされるのが通常です。日本の奨学金制度ではそれぞれに申請時期が設けられています。
支給期間
成績に問題がある場合などを除き、基本的に卒業時まで毎年受け取れます。
支給額
アメリカの場合は大学によって異なりますが、授業料と寮滞在費、食費の50%ほどが支給されるのが一般的。日本の奨学金制度では、学費と滞在費の全額が支給される場合や毎月一定額が支給される場合など、まちまちです。
次に、気になる審査基準を確認していきます。応募先にもよりますが、通常は以下に基づいて審査が行われます。
成績
審査では、高校時代の成績(GPAなど)や大学の前年度の成績が最重視されます。
エッセイ
留学の志望動機、学びたいことなどを熱意が伝わるように英語で書きます。
推薦状
高校や大学の先生に英文で書いてもらいます。非常に重要な書類となります。
面接
面接官に向かって、在学中の学業計画や意欲をアピールしましょう。
その他、TOEFLスコアの証明書などが必要な場合もあります。